11/21/2011

The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience

I finished reading one of Steve Jobs books 2 or 3 weeks ago. I haven't posted the review yet. One thing, I gotta tell you guys. I didn't buy the book because of his death. Actually I bought it something like 2 months ago. That's why I was really shocked the news... This title "The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience written by Carmine Gallo" describes his presentation method, however unfortunately, it's not written by Steve Jobs himself same as the other tons of "Jobs Book" titles... Even this is actually the best seller title of "Jobs Book" in Japanese market, I want to read his own biography written by real author, is that existing ??



こんばんはyuheikです。

ちょっとオタクな話題が続いているので、今日は読み終えてレビューをしていなかった本について書きたいと思います。もう一冊読み終えた本があるのですが、明日レビューしたいと思います。

本日レビューするのは、皆さまも書店に山積みになっているのを目にした事があるでしょう、「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン 人々を惹きつける18の法則 カーマイン・ガロ著」です。

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さて、感想に入る前に、実は私あんまりこの本は響きませんでした。といいますのも、このタイトルの前に読みおえた明日レビューを予定している本が予想外に良かったから。テーマが全く異なりますがどうしても比較してしまいますね。



それと、もうひとつ付け足しておきたいのは、ジョブズ氏が亡くなったからこの本を購入したわけではないんですよね。実は2ヵ月ほど前に購入したきり放置されていたのですが、その間に亡くなったのでかなり驚きましたね。本の効果を確かめる為にも正直生きてて欲しかった…。



さて、先回のレビューと同様に、気になった事を箇条書きで書いていきます。



・冒頭、プレゼンで売り込むポイントをイメージする為にスタバのCEOの有名な言葉が紹介されます、皆さまも聞いた事はあるのでは。

「スタバはコーヒーを売ってるのではなく、第三の場(=仕事場と家庭以外の場)を提供している」

「または、売るのはコーヒーでは無く、スタバに来た時の体験全てだ」

私は一応洋服のメーカー卸に勤務しているのですが、大概の社員にこの発想はありません。単に洋服を売るのではなく、その先のものを顧客に提供する、この発想でいかなければいけませんね。



・全体を通してパワポでのプレゼンの仕方のノウハウが書かれています。ミソとして、プロが行う1時間のプレゼンに対して、その準備に要する時間はおよそ90時間、但し、パワポでスライド作る作業時間はその三分の一以下にすべき。三分の二は内容を詰める事に費やしなさい、というのがあります。

これは私がその昔電通と仕事をしたときに思い当たることがありますね。電通の社員はパワポや資料を自分ではいっさい作りません。それは外部の業者がやるんですね。電通の社員は中身を詰めて資料をプロデュースするだけなんです、作業は他に振るんですね。浮いた時間で内容を練っていくという。これが電通方式の仕事の仕方、ジョブズ流にも通ずるのかな。



・プレゼンでは

「顧客はなぜあなたの商品を気にかける必要があるのか」

「顧客の暮らしをどう改善するのか」

を明らかにしなければならない。これをシンプルに伝える事、案外スライド作りの作業中に見失う事かと。

更に聞き手はプレゼンから学ぶことと娯楽を求めている為、淡々と説明では無く、ユニークなフックが必要となる。



・プレゼン用のスライド作りでは

「プレゼン資料に何でもかんでも書いてしまうのは、プレゼンターの怠慢以外の何物でもない。それを口で伝えるのがあなたの仕事、資料は極限までシンプルに」

「理想的なスライドは、絵が一枚、目立たせたいところに矢印が一本、以上」

「実は余白があった方がいい、視覚的に大事な要素なので」



・資料以外でプレゼンに影響する要素が、しゃべり方と立ち振る舞いで、研究では実は言葉の内容よりも重要。

「常に自信を持っているようふるまう事」

がキモ。

服装も大切な要素で、その時、その場の「文化」に合った服装を心がける事。特にリーダーたるもの他の人よりも少しだけ良い服を着るべきだ。



・ジョブズ氏と全く関係ないが、著者がプレゼンのコンサルの際教える技。聴衆からの質問をうまくかわす方法。

1:想定される質問をリストアップする

2:それをカテゴリー分けする

3:カテゴリー毎に答えを用意しておく

例:質問「なぜ売上が悪かったか?」「昨対で売上が鈍化している」

カテゴリー「売上悪化」 

想定問答「天気が悪かったから」



・本書で引用されるジョブズ氏の言葉で印象深かったもの。

「大好きな事を見つけろ、仕事の中に。仕事は人生だ。満足する仕事とはすごい仕事だ。すごい仕事をするには自分がすることを大好きにならなければできない。それをとにかく探し続けろ」

「起業家には不屈の精神が不可欠。情熱を持てる何かがあり、あきらめないこと、成功の半分はこれにかかってる」



と、以上列記してみましたが、なんかまとまりませんね。それは私がいまひとつこの本から学んだ事が期待値未満な感じだからかもしれませんね。

この本はスティーブ・ジョブズのプレゼンの具体例と、著者の研究や経験で導き出したデータが、だいたい6:4くらいの割合で書かれています。だからスティーブ・ジョブズがどれだけ凄いのか? どんな秘密が隠されているのか? といった期待に対してちょっと肩すかしをくらう感じですね。それも内容の一部としては書かれていますが、正直本書を読まなければ思いつかないような劇的なひらめきとかではないですね。



まあ書店でも良く見ますしかなり売れている、読まれている本だと思いますが、私と同じように消化不良感を持った方は案外多いかと思います、もし本を多く読む方であればなおさら。

今日はこんな感じですが、明日紹介する本は非常にお薦めの本なのでご期待下さい。

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